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シンボル ツリーにおすすめの低木とは?人気の種類を紹介

低木は高木のように一目見たときの印象が薄いので、「シンボルツリーには向いていない」と、思われがち。ですが、低木は園芸初心者でも育てやすいので、シンボルツリーにおすすめですよ!

今回は低木がシンボルツリーにおすすめの理由や人気の種類、植える時の注意点など、低木について詳しく解説します!これからシンボルツリーを決めるという方は参考にしてみてくださいね。

シンボルツリーに低木がおすすめな理由

シンボルツリーといえばオリーブのような高木のイメージが強いですが、なぜ低木もシンボルツリーに向いているのでしょうか。ここでは低木がシンボルツリーに向いている理由を解説します。

低木とは?

「そもそも低木ってどんな木なんだろう」と思う方もいらっしゃると思います。低木は木の高さが人の身長以下で幹も細く、下部で枝分かれしている木のことです。よく歩道に植えられている、ツツジやアオキも低木の一種です。

低木は景観を隠しすぎない程度に緑を取り入れるときや、場所を範囲分けするときに植えられることが多く見られます。

手入れが簡単

低木がシンボルツリーにおすすめな理由は、手入れの簡単だからです。高木の場合は剪定などの手入れをしようと思っても、手が届かず放置してしまうことも。手入れをするとなっても庭師に依頼しなければならないので、費用もかかってしまいます。

しかし低木の場合は高さが自分の身長以下なので、自分で剪定したり茶色くなった葉を見つけたりしてもすぐに自分で処理できます。何年経っても自分の身長以上に高くなることはないので、歳をとったときの手入れも無理なくできるのも低木のメリットです。

主張が強すぎない

外構計画で大切なのは「バランス」です。高木を植えた場合は、高木に合わせた全体のバランスを考えなければなりません。そのため、他に植えたい植物があるときに難航してしまうことも。

ですが、低木の場合は木の高さが低く、主張が強すぎないので全体のバランスを考えるときにシンボルツリーを基準に考える必要はありません。自分の好きなバランスで外構をプランニングできるのも、低木をシンボルツリーにするメリットと言えるでしょう。

シンボルツリーに人気の低木の種類

低木がシンボルツリーにおすすめなことがわかりましたが、どの種類がシンボルツリーに適しているのでしょうか。ここでは、シンボルツリーに人気の低木を5種類紹介します。

コニファーイボンヌ

コニファーイボンヌは常緑性の低木で、鮮やかな緑色の葉が特徴でシルエットはクリスマスツリーに似ています。コニファーイボンヌはには500種類以上の種類があり、高さも0,5m~20mとさまざま。そのなかでも低木のコニファーイボンヌがおすすめです。

日当たりがよく水はけのいい場所に植えてください。湿度を好みますが乾燥や寒さにも強いので、幅広い地域で育てることができます。

ローズマリー

料理に使うイメージが強いローズマリーも、シンボルツリーにおすすめです。常緑性の低木で、開花期には紫色の小さな花を咲かせます。ローズマリーは香りが強いので、たくさん植えれば外構全体をローズマリーの爽快な香りで包むことができますよ。また、収穫して料理に使えるのもうれしいポイント。

ローズマリーはとても強く、乾燥した土地でも育てることができます。ただし、植え替えるときには注意が必要です。ローズマリーは根が弱いので、根付いたものを植え替えすると枯れてしまいます。そのため植え替えをしなくても済むように、植える時には広い場所を確保しておきましょう。

チェリーセージ

チェリーセージは半常緑性の低木です。開花期には、赤色や赤紫の控え目な大きさの花を咲かせます。緑の部分が多いので、外構のイメージをナチュラルテイストにしたい方におすすめです。春頃からポットに入った苗が出回り始めます。

チェリーセージは日当たりがよく、風通しのいい場所に植えてください。植えたあとは放置していても、勝手に花が咲きます。枝が古くなってくると花つきが悪くなってきますが、下から新しい枝が生えてきて自然に生え変わるので植え替えは必要ありません。

紫陽花(あじさい)

紫陽花は日本が原産の落葉低木の一種です。5月~7月の梅雨の時期に青、紫、ピンク、赤、白、緑などの鮮やかな花を咲かせます。秋まで待って収穫し、ドライフラワーにして一年中楽しむのもおすすめ。最近ではあじさいの花をレジンで固め、アクセサリーにするハンドメイドも流行しています。

紫陽花は水持ちがよく、ある程度日が当たる場所に植えてください。日当たりの悪い場所で育てると花つきが悪くなってしまい、梅雨の時期に景観を楽しめなくなってしまうので気を付けましょう。

ユッカ

ユッカはアメリカ原産の観葉植物ですが、シンボルツリーとして庭に植えるのもおすすめです。太い幹の上にある鮮やかな緑色で上向きの葉の見た目は、バリや南国、アメリカなど外国のイメージを連想させるので、洋風の家の外構に向いています。

ユッカは観葉植物なので日当たりが悪い場所でも育ちますが、日当たりがいい場所のほうが葉の色がキレイになるので、日当たりがいい場所に植えましょう。

シンボルツリーとして低木を植えるときの注意点

育てやすい低木ですが、植える時には注意点もあります。ここでは、低木をシンボルツリーとして植えるときの注意点を確認していきましょう。

日当たりや水はけのいい場所に植える

低木を植えるときには日当たりが大切です。葉の色をキレイに保り、花つきをよくするためにはある程度日当たりのいい場所に植える必要があります。

また、水はけのよさも大切です。水はけが悪い場所だと根腐りの原因になってしまうので、できるだけ水はけのいい場所を選んで植えてください。

木の成長スピードに考慮した植え方をする

「低木だから狭い範囲しかいらないだろう」と考えがちですが、低木でも成長するにつれて横に育つものも多くみられます。低木は根が土までしっかり張っているものが多いので、植え替えは大変です。そのため初めに植えるときから、余裕を持った広さを確保しておきましょう。

植え方や特徴に合わせて低木のシンボルツリーを植えよう

低木は手入れも楽で主張も強すぎないので、シンボルツリーにおすすめです。低木によって特徴や好む場所も変わってくるので、それぞれの種類に合わせた植え方をしましょう!

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